
先日グリップヒーターを取り付けたのですが,電線の見た目が
よろしくないことと,シガーソケットからの給電というのが
イマイチ不安定ということで,変更を決断。
グリップヒーターは大きな電流を使うということで,リレー
を使用した配線に交換です。
そう,先日リレーを使って取り付けたフォグランプのラインに
割り込ませて,スイッチでフォグとグリップヒーターを使い
分けるという,ホンの少し高度な配線を考えたわけです。
配線図と実配線ではかなり違うことが多いので,実配線に
近い図も書き起こして万全を期します。
木枯らし一号が吹きすさぶ午後,近隣の目や耳を気にしながら
作業開始。
ところが元の配線は水対策でギボシ接合部が大きくテープで
覆われていて見えませんので,まずは分解から。
そして電気の流れに沿って新たなスイッチや電線を増設していきます。
都度,プラス側にはメスのギボシ,マイナス側にはオスのギボシと
取り付けて,都合8個のギボシを取り付けました。
接続前にも一応ラインを辿って何度も確認作業を入れます。
なんといっても電気ですから,まずくすると機器の故障とか
最悪おしゃかになってしまうものもありますので,緊張します。
スイッチや配線の固定をする前に,動作チェックを…。
スイッチ真ん中は消灯,左に倒すと点灯,ををっいい感じ。
真ん中に戻して消灯,今度は右に倒すとグリップヒーターに
電気が行くはず…なのに,またフォグが点灯。
??? 何で???
最初に戻って見直しますが,さっぱりわかりません。
冷静になるため一度お茶にして,再度チェック開始。
元のフォグだけの回路で考えていたら,繋ぎ間違いを発見。
幸いギボシの付け換えは不要でしたが,電線の長さが違って
きて短いところはパツパツ,長いところはとぐろを巻くという
状況になってしまいました。
それでも試験点灯はうまくいったので,そのまま線の上に
目隠しのものを載せて,スイッチや電線を固定しました。
結局元の電線の見た目より,新配線の見た目のほうがうんと
悪くなりましたが,電線からの発熱炎上とかは回避されたと
思うと,やってよかったと思うわけです。
また気が向けばラインの整理でもやりますか。
それにしてもこの程度の作業に3時間近くかかってしまいました。
最初の配線ミスが大きかったですね。
まぁ,宅配のお兄さんと10分近く,隣の奥さんとは40分以上
喋ったのも含んでますが…。


