
…某温泉の自販機
この自販機は,ロッカーキーのバーコードを右の黄色丸印の読み取り機にかざすと
商品が買えて,精算は退出時にまとめてできるというものです。
で,バスタオルを腰に巻いていつものカフェオレを買おうとしたら,読み取り機が
バーコードを読みません。
読んでくれないと買えないので,カフェオレが飲めません。
縦横斜めとバーコードを振り回します。
よくスーパーのレジのおねーさんが,もやしの袋を動かし回るあれですね。
でも,例のピッという音は出ないまま。
仕方なくロッカーに戻り,小銭を取り出そうとキーを差し込んだのですが,
…回らない!!回らないと開かないので,カフェオレが買えません。
それどころか,パンツも履けません。
ここはいつもどおり冷静に,ロッカー扉を軽く押しながら回して…回らない。
今度は扉を軽く引きながらキーを回して…回らない。
少しだけ動揺しながら,扉を押したり引いたりしながら…回らない。
多分ほんのちょっとした引っかかりだと思うので,軽く扉をトントンと…駄目。
この野郎,いい加減にしろよ…と,力任せに回そうとしても指が痛いだけ。
仕方ない,スタッフを呼ぼう…と歩き出すが,たいていの場合スタッフが来たときは
なんの抵抗もなく開いて,「あれー,さっきはどうやっても…」なんて言い訳を
することになるんですよね,普通。
言い訳がましいことが嫌いな私は,こんなロッカーキーに舐められてたまるかと
きびすを返します。
でも,一応呼吸を整えるためロッカーを通り越して,ウォータークーラーの水を一口。
冷静に,あくまで冷静にロッカーまで戻ります。
ロッカーに正対し,祈るような気持ちでキーを差し込み,力を込めずに回すと
何事もなかったかのようにカチャッと音がして回りました。
あー良かった。
ここで私のやることといえば,勿論何故鍵が回らなかったかの探求。
あちこち覗き込んで引っかかりなど見てみましたが,何ら問題なし。
空でキーを回しても,ラッチは引っかかりなど感じられないスムーズな動きでした。
いったい何だったの?
バスタオルだけでおよそ5分ウロウロしていた私は,妻との約束の時間になって
しまったので,いつものカフェオレを飲めずに退出したのでした。
あれもこれも,
バカヤロー!!